看板の大きさによっては年ごとに費用がかかる

お店と言えば入り口の上などに大きな看板がかかっていますよね。
あの看板も、大きさによっては年ごとに、居住地へ費用を払わなければいけません。
以下の内容は居住地(自治体)によって違いがあるので、気になるならお店を出す場所の市役所の都市開発課などに聞いてみると良いでしょう。

例えば看板の大きさが10平方メートルを超える物は費用を払わなければいけない、などの基準があります。
10平方メートルと言うと、3.3メートル×3.3メートルで大体いっぱいです。
お店の上にかかっているような横長の看板の場合、横は約1.8メートルや3.6メートルなどです。
これで縦にもさらに3.3メートルを超えるかというと、そんな正方形の看板などはあまりないので、普通は10平方メートルに収まります。

しかしこれは出している看板全てを足した合計なので、例えばお店の入り口と横に3.6×0.9メートルの看板を出した場合、ひとつ3.24平方メートルなので、3つでほぼいっぱいになります。
お店の前に出す立て看板や小さな案内板、垂れ幕などなど全てを含む合計のため、意外と超えてしまう可能性があります。
他には道沿いに出すような縦長で大きな看板の場合、店舗に掛ける看板と合わせると超える可能性は高くなります。
大きな飲食店などが道沿いに縦長の大きな看板で「名物〇〇の〜」というようなものを出しているお店は普通は超えています。

また、看板における基準が各自治体で設けられていて、例えば「景観にそぐわないデザイン」であったり、「見た目の損傷が激しいもの」などは許可が下りないところもあります。
いずれにしてもお店を出そうと思っている場所の市役所で、明確な基準を一度確認しておくと良いでしょう。