2013年の日記

2013年12月
今年も12月がやってきました。個人経営では12月末が決算です。
私の店では今年から若干システムを変更して、 以前よりも自動化・効率化を図るようにしました。
といってもそんなに大きなものではなく、 売上記録のデータ化と自動化程度です。
もともとデータとしてはあったのですが、 それを効率よく利用できるように変更しました。
これによって年度末の決算、帳簿作成までのひとつの大きな手間を省くことができるので、 随分楽になります。
毎年ひとつくらいは変更していて、年々楽になるようにしているのですが、 今年の変更はかなり負担を軽減してくれます。
申告書の作成は帳簿から自動で作成できるようにしているので、 残る大きな手間は領収書の入力なのですが、 こればかりは手作業でする以外には難しそうです。
常にバーコード付いてて、ピっとするだけで良ければいいんですけどねぇ。

2013年11月
仕事をする上でもはやパソコンは欠かせないものになっています。
特に表計算ソフトは必須と言っても過言ではありません。
ただ個人経営なら無駄にソフト代をかける必要はありません。
要点を無料で使える表計算ソフトなどを活用するにまとめました。

2013年9月
来月10月からこれまで義務化されていた税込での価格表示が、期間限定で税抜き価格でもOKとなります。
また、5%から8%に上がる場合の税込価格から正しく計算する方法を消費税増税と計算方法に書いておいたのでご覧下さい。

2013年4月
個人経営の場合は1月から新年度、法人の場合4月からが新年度となるわけで、 それを機に帳簿は新しい物でスタートです。
日頃から付ける必要のあるものを一通りここで作り直すわけですが、 基本はテンプレートを残しておくということです。
開業して1年も運営していれば、一通りは記帳してますし、使いやすい様に修正もしているはずです。
なので、ここでもう一度テンプレートを見直し、未記帳の状態でテンプレートとして保存します。
1から作り直すのなんてバカバカしいですよね。
こうしておけば来年度の切り替えの時は更に楽ができます。
で、必要な部分の修正は年度切り替えの時にテンプレートを修正する感じです。

そうそう、テンプレートですが、どこかでダウンロードできる物や、誰かにもらった物などは、 それを参考にして自分で作りなおす事を勧めてます。
特にマクロの入った物で、OSに依存する部分がある場合、将来的に使えなくなる事もあるからです。
実際そういった相談をされる事がちょくちょくありますしね。
VBAが分かればその程度の修正は簡単な事なのですが、 自分が使う物は自分が分かる範囲の物の方が何かあった時に自分で修正できます。

2013年3月
確定申告も終わりましたが、初めての人はどうだったでしょうか。
独立開業してから初めてだと、全部自分で調べながらやった人はそれなりに面倒だったと思います。
これをまた来年、再来年とずっとやらなければいけないと思うとゲッソリするかも知れませんが、 大丈夫。次はもっと楽に終われます。
一通り流れも理解できたと思いますし、 良く分からない部分は丁寧に調べたり考えたりしたと思うので、 来年でも覚えています。
意外に手間がかかるのがそれ以外の色々なちょっとした事です。
結構あっさり分かった事などは来年には忘れてますし、 そういうものほどメモや記録も残していないからです。

そういう事もあって、来年の確定申告を楽に終えるために、 今回の申告書控えや説明書などは一通り残しておきます。
面倒かも知れませんが、もう一度説明書や目を通した物をざっと読み、 自分の申告に関係するところにメモを書き込んでいきます。
作成時にすでに書き込んであれば必要ありません。
そして来年はそれを見ながら作成するわけです。
これをやっているかいないかで来年の申告書作成にかける時間に雲泥の差が出ます。
とにかくメモしていないのであれば、覚えているうちにやってしまう方がいいです。

2013年2月
いよいよ確定申告も間近になりました。
個人経営では12月が年度末決算なので、準備を進めている人やもう用意出来ている人も多いと思います。
こういうサイトで色々調べたりしている人は、近い将来独立を考えている人や、開業間近の人、 もしくは開業して2〜3年といったところではないでしょうか。
慣れるといちいち調べる事はほとんど無くなっていくのですが、 かといってみんながみんな熟知していると言うわけではなく、 多くの人はいろいろな事が適当です。

例えば棚卸にしても雑貨を販売するようなお店の場合、 商品点数があまりにも多すぎるので数えない人も多いようです。
それで問題があるかと言うと、ほんとはキッチリしておく方がいいのは言うまでも無いのですが、 最終的に税務上問題なければよし、と言った感じです。
例えば在庫上あるはずの商品が無い場合、単に在庫から引かれていないだけで、 売上としては上がってますし、その在庫がいつ引かれようが売上分の税金は間違いなく払っているからです。

特に開業してはじめての確定申告では帳簿作成から棚卸、収支内訳などキッチリしなくてはいけないと思ってしまいますが、 長年個人経営をしている多くの人は実は結構適当なんです。
かといって適当にした方が良いと言ってるわけではなく、 気負いすぎず肩の力を抜いてするくらいでいいですよ、という感じですかね。

2013年1月
先月も書きましたが、個人経営では自分の「時間」がすごく大切になります。
私もできる限り色々と効率よくやっていて、 すごく細かい話ですが、ちょっとした「待ち時間」は無いように気を付けています。
例えば
「パソコンの起動時間」や「お湯を沸かす時間」
などです。
さあパソコンをしよう、と思った時に電源を入れて起動するまで待ってませんか?
そうではない人も多いでしょう。
私もそんな待ち時間は全く無駄なので、あらかじめ「それ用」にする事を用意しています。
例えば「郵便物に目を通す」などです。
すぐに見る必要のある物は届いた時に見ますが、 そうではないけれど、目を通しておくべきものをパソコンの起動時の待ち時間に読むように「置いて」います。
それ以外ではあえて読まないようにしています。
「お湯を沸かす時間」や「灯油を入れている待ち時間」などでも、 例えばゴミの分別でつぶしたりバラしたりするものをその時用に置いておいて、 その時にするように残しています。
忙しい時にそれらの事をする必要はないので、 敢えて残しているわけです。