表計算に限らず、オフィス系ソフトと言えばワードなどの文書作成、パワーポイントなどのプレゼンなどいくつかあります。
これは世界的にも日本でもマイクロソフトオフィスがどこの会社でも使われています。
ただ、オフィス系ソフトはマイクロソフトに限ったものではなく、他にも色々あります。
その中でおすすめなのがオープンオフィスというものです。
これはオープンソースソフトウェアという世界的に決められた無料で使えるソフトのひとつです。
日本は比較的遅れているのですが、近年では自治体や教育機関で使われることも増えてきています。
特に学校に至っては生徒が使うパソコンでオープンオフィスを使えば相当な経費削減になりますし、
生徒一人一人が家で使うパソコンも同じようにオープンオフィスにすると負担を減らすことができます。
ダウンロードはOpenOffice日本語公式サイトからできます。
さてこのオープンオフィスですが、含まれるソフトは文書作成、表計算などオフィス系ソフトで使われるものが大体含まれています。
しかもそれが無料で使えるので、これを使わない手はありません。
現に私も使っています。
ただデメリットもあるので覚えておいて下さい。
・ エクセルデータを開くとレイアウトが崩れる
・ VBAマクロが機能しない
大きなところはこの二つです。
前者は取引先などから貰ったエクセルのデータをオープンオフィスで開いてみたら、
文書のレイアウトや表などがグチャっとなっていたりします。
後者は関係ない人も多いでしょうが、VBAマクロは機能しません。
オープンオフィスのマクロは違うBASICになっているためです。
結論を言うと、
・ データを貰ったり渡したりすることがなければオープンオフィスでかまわない
となります。
つまり自分の店だけでデータを作ったり印刷したりするのであればオープンオフィスで良いわけです。
これは店全体に限った話ではなく、パソコンごとになります。
例えば店に3台パソコンがあったとして、
・ 1台は取引先とのやりとりでマイクロソフトオフィスが必要
・ 残り2台はそうではないのでオープンオフィス
というような使い方です。
もちろん多少レイアウトが崩れることが問題にならないのであれば、
エクセルデータをオープンオフィスで開いてもかまいません。
通常、マイクロソフトオフィスが初めからインストールされているパソコンより、
インストールされていない同じパソコンの方が安くなります。
必要がなければそういったインストールされていないパソコンを購入し、
オープンオフィスをインストールする方が安上がりです。
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